過去の人生経験から様々な妄想癖が生まれますが、考え方によっては引き寄せの法則の実現を阻害してしまう場合があります。
今回は、引き寄せを阻害する妄想癖の種類を紹介した上で、悪い考え方の習慣を取り除く方法を解説するので、目標が実現しない方はぜひ参考にしてみてください。
コンテンツ
ポジティブシンキングを行うと夢を引き寄せづらくなる!
一般的な引き寄せの法則では、思考をポジティブにコントロールして夢を実現しようとするため、妄想癖ができあがります。
ポジティブに考え込みすぎると、想像しただけで満足してしまい、行動を起こせなくなります。
また、ネガティブな感情を頭で抑圧すると膨らんでいくだけでなく、自分を責める癖が付いてしまうのでうつ病に陥る可能性が高いです。
ここでは、引き寄せの法則による思考の偏りを修正して、夢をかなえられるようにする方法を紹介します。
妄想癖のある人の特徴
妄想癖がある人は以下の3つの特徴があるので、普通の人が思いつかないような大きな夢も実現できます。
ただし、妄想が強すぎると引き寄せの法則の発動を妨げる可能性があるので、地に足の着いた考え方を取ることも重要です。
現実離れした大きな夢を考えられる
妄想癖を持つ人は、周りの考え・意見に流されないので、現実とは異なる世界を想像できます。
そのため、現実的な制限や規則に縛られることなく、より自由に自分自身の夢や目標を設定可能です。
また、大胆なアイデアや未来の可能性を見出すことができるため、常人では考えられないようなビジョンを抱けます。
しかし、妄想癖が強くなると夢と現実の区別がつかなくなり、実現可能性がない理想を追い求めてしまうようになります。
他人の目を気にしないので常識から外れたことも行える
妄想癖を持つ人は、自分自身の世界観や想像力に従って、他人とは異なる行動をとれます。
そのため、新しいアイデアや斬新な発想を生み出し、独自の価値を提供可能です。
また、他人の批判や否定に対しても強く、常識から外れた行動もとれます。
しかし、自分の思いに従って行動しすぎると周囲から浮いてしまい、孤立することもあるため注意が必要です。
感情の起伏が大きく素早く行動できる
妄想癖を持つ人は、感情が沸き上がりやすく、衝動的な行動を取れるのが特徴です。
また、好奇心が旺盛であるため、未知のものに対して強い興味を持ち、新しいことにも恐れずに挑戦しやすいです。
以上の理由から、妄想癖が強い人は常人に比べて優れた行動力を持ちます。
ただし、想像しただけで満足してしまい、行動を阻害してしまう可能性もあるのが欠点です。
ポジティブな妄想癖の種類
ポジティブな考え方はいいイメージを持ちがちですが、妄想癖によっては引き寄せの法則の発動を妨げる場合があります。
今回は、夢の実現から遠ざかってしまう、3つのポジティブな妄想癖を紹介します。
実現性の低い壮大すぎる目標を立てようとする
ポジティブな妄想癖の一つに、実現性の低い目標を立てようとするタイプがあります。
ポジティブシンキングにはまっている人は、自分自身の能力や状況を過大評価しているので、非現実的な目標を持ちがちです。
夢を追いかけるための具体的な計画も立てられなくなるため、引き寄せの法則の発動を妨げてしまいます。
自分に惚れこんでしまい他人の意見を聞かなくなる
もう一つのポジティブな妄想癖に、自分に惚れこんでしまい他人の意見を聞かなくなるタイプがあります。
自己愛性人格障害を持つ方は、ジャイアンのように自分が最高の知識と能力を持っていると信じ込んでいます。
そのため、他人からのアドバイスや批判に対しても、耳を貸さず自分の意見を曲げることはありません。
自分だけが正しいと思い込むことで、成長の機会を失ってしまいます。
無理やりポジティブな意味付けを行う
最後に、無理やりポジティブな意味付けを行う妄想癖のタイプがあります。
引き寄せの法則にのめり込んでいる人は、否定的な出来事に対してもポジティブな解釈をしがちです。
真実から目を背けてしまうため、問題解決のための行動を起こせなくなります。
そのため、現実を無理やりポジティブな解釈をすることは、問題を深刻化させる場合が多いです。
ネガティブな妄想癖の種類
ここでは、引き寄せの法則の実現を妨げる、3つのネガティブな妄想癖を紹介するので、思い当たりがある方は確認してみてください。
最悪の未来を繰り返し想像してしまう
ネガティブな妄想癖の一つに、最悪の未来を繰り返し想像してしまうものがあります。
うつ病傾向にある人は、常に失敗や挫折、災難などを想像してしまい、ネガティブな感情に支配されやすくなります。
暗い妄想が繰り返し行われると、モチベーションが落ちてしまい、成功するための行動を起こせません。
成功する自分をイメージできなくなる
成功する自分をイメージできなくなってしまうタイプもあります。
失敗体験を繰り返すと、自分が成功する未来をイメージできなくなり、失敗に結び付く行動に走ってしまう場合もあります。
自分の可能性を制限してしまい、大きな夢を抱けなくなるので、成功するための行動を起こすことができません。
関連のないことでもネガティブな意味付けを行う
将来に対して強い不安を持っている方は、関連のないことでもネガティブな意味付けをしてしまう傾向があります。
不安・パニック障害を持つ人は、全てのことに対してネガティブな意味付けをしてしまいます。
ネガティブな意味付けをしてしまうと、未知のものごとを怖がるようになるので、ビジネスで成功するための行動を起こせません。
モチベーションを高めて行動できる人間になる方法
モチベーションを高める明るい未来を想像した上で、ワクワクしながら行動できるようになる3つの手順を紹介します。
妄想ばかりしてしまい行動に結び付かない方は、モチベーションの高め方をしっかり理解しておきましょう。
ネガティブな感情を手放して悪く妄想する癖をなくす
失敗体験を繰り返した人は、悪い未来を妄想してしまう癖が身についてしまっています。
トラウマが残っていると、目標を立てる段階でモチベーションが下がってしまい、行動を起こせなくなる場合が多いです。
一般的な引き寄せの法則で行われるポジティブシンキングは、ネガティブな感情を抑圧してしまうので逆効果になります。
そのため、過去の体験によって蓄積されたネガティブな感情を手放し、悪い妄想が込み上げてこないようにしておきましょう。
現実からかけ離れた目標を立てないようにする
妄想癖が強い人がポジティブ思考にはまると、現実からかけ離れた目標を設定してしまうことがあります。
目標を達成できないと失敗体験になり、自分を責めてしまうようになるので、夢の実現から遠ざかってしまいます。
そのため、目標を現実的かつ具体的に設定した上で、具体的なアクションプランを立てることが大切です。
小さな実績を積み重ねて将来に対する期待値を高める
目標を達成して成功体験を積み重ねることで、将来に対する期待値が上がり、ワクワクしながら行動できるようになります。
小さな実績を積み重ねながら、モチベーションを高めていくと、最終的に大きな夢や幸運も引き寄せることが可能です。
【注意点】外でニヤニヤしていると人を引き寄せられなくなる
ポジティブな未来を想像することは、引き寄せの法則を実現する上で非常に有効な方法ですが、一方で注意が必要な点もあります。
当たり前のことですが、屋外で何もないのにニヤニヤしていると、変人扱いされてしまい人間関係がうまく作れなくなります。
周りに人がいるところでは、自分の頭の中で妄想を行うことをやめて、他人の考えや行動をしっかり観察するようにしましょう。
成功体験を積んで明るい未来を想像できれば夢を実現できる!
成功体験を積むことで自信が高まり、夢の実現を想像できるようになるので、顕在意識でコントロールしなくても明るく考えられるようになります。
また、自分にとって小さな成功体験でも、積み重ねていくことモチベーションが上がり行動しやすくなります。
失敗体験・トラウマを手放した上で、成功体験を積んで明るい未来を想像できるようにして、望み通りの結果を引き寄せられるようにしましょう。